10日、東京競馬場で行われた
エプソムC(3歳上、GIII・芝1800m)は、田中勝春騎手騎乗の5番人気エイシンデピュティ(牡5、栗東・野元昭厩舎)が、好位追走から直線で伸び、大外から差を詰めた2番人気
ブライトトゥモローをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分48秒3(稍重)。さらにハナ差の3着に1番人気
サイレントプライドが入った。
勝ったエイシンデピュティは、父フレンチデピュティ、母がJRA2勝の
エイシンマッカレン(その父Woodman)という血統。05年4月のデビューから3戦目で初勝利。その後も着実に勝ち星を重ね、今回が心斎橋S(1600万下)、オーストラリアT(OP)に続く3連勝での重賞初制覇となった。通算成績19戦7勝(重賞1勝)。
鞍上の田中勝春騎手は、ヴィクトリーで制した皐月賞(GI)に続く今年のJRA重賞4勝目で通算40勝目。管理する野元昭調教師は、
エイシンルーデンスで制した01年中山牝馬S(GIII)以来6年ぶりとなるJRA重賞8勝目となった。