オーロCを制したフォーチュンタイム(右)(カメラ・荒牧 徹)
11月16日の東京11R・オーロC(3歳上オープン・リステッド、芝1400メートル=18頭立て)は、1番人気の
フォーチュンタイム(牡4歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父
グレーターロンドン)が、鮮やかに差し切ってリステッド初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分19秒9(良)。
ゲートが決まらず後方にじっくり構えた。リズム重視で運んで最後の直線に向くと、馬群の外から一気に末脚を解き放ち、上がり3ハロン32秒9を繰り出して、さらに外から迫った
レッドモンレーヴを首差退けた。団野大成騎手は「背中がいい馬で行きっぷりが良かったけど、我慢ができていました。直線に向いた感じが勝てるなという手応えでしたし、後ろから1頭来ていたけど、強い競馬だったと思います」と振り返った。吉岡調教師は「ベストは1400メートルなので、この距離を中心に使っていきたいです」と適距離での快勝に満足そう。次戦は出走可能であれば阪神C(12月27日、阪神)が視野に入る。