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【府中牝馬S】イズジョーノキセキ、ソダシを倒して重賞初制覇!「この馬の末脚だから勝てた」岩田康騎手が好騎乗で導く

2022年10月16日 06:00

ゴール前でソダシをとらえるイズジョーノキセキ(左)

◆第70回府中牝馬S・G2(10月15日、東京・芝1800メートル、良)

 第70回府中牝馬S・G2は15日、東京競馬場で行われ、12番人気の伏兵、イズジョーノキセキが、1番人気の白毛馬、ソダシをゴール前で頭差退け、初の重賞タイトルを手にした。管理する石坂調教師も交流重賞を3勝しているが、中央のタイトルは初。馬主の泉一郎氏も初重賞勝利と初ものづくしの大金星となった。

 岩田康の好プレーだった。後方の内に控えて迎えた直線。ソダシが進路を探して内に切り込んでくると迷わず後ろを取った。ライバルが内のアンドヴァラナウトとの競り合いで後続を引き離し、外にスペースができるとゴーサイン。ラストは上がり3ハロン33秒3で、悲鳴にも似た歓声を切り裂いて抑え込んだ。「ソダシについていけば道が開けると思った。この馬の末脚だから勝てた」。地方・兵庫時代の自身の勝負服と同じ、泉氏の「白、青襷(たすき)」の勝負服でのこん身の騎乗だった。

 21戦目で手にしたタイトル。今年6月の垂水Sでオープンに上がったばかりだが、陣営は最大目標のエリザベス女王杯・G1(11月13日、阪神)に向け始動戦にここを選んだ。石坂調教師は「早くからこのローテと思っていた。馬体面、精神的にも成長してくれた。うちのスタッフなら取れると思っていた」とチームで手にした勲章を喜んだ。

 昨年のエ女王杯は5着だったが、今年はこの1着で優先出走権も獲得し「問題なければ行きます」と同師。遅咲きのエピファネイア産駒が、堂々と次の舞台に乗り込む。(松末 守司)

 ◆イズジョーノキセキ 父エピファネイア、母キングダンサー(父キングカメハメハ)。栗東・石坂公一厩舎所属の牝5歳。北海道新ひだか町・沖田哲夫氏の生産。通算21戦5勝。総獲得賞金は1億6224万2000円。重賞初勝利。馬主は泉一郎氏。

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