今年のサセックスS勝利時のバーイード(提供:At The Races)
現地時間17日、世界的名調教師W.ハガス師が管理しバーイードの半弟であるナキーブ(牡2、英・W.ハガス厩舎)が、今シーズン中にデビューする予定であることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている
同馬の母Aghareedは、G1・6勝を含む11戦10勝の成績をおさめ、10月の英チャンピオンステークス(英G1)を最後に引退したバーイードや、コロネーションカップ(英G1)を4馬身差以上の着差で圧勝し海外重賞6勝を挙げるフクムを輩出。
師は近親であっても同じ才能を共有できるわけではない事は懸念しながらも、「良い馬になる可能性を秘めており、フクムのようになれば大喜びするだろう」とコメント。
初戦については芝コースで迎えたいとしているが、仕上がりが遅くなる場合にはニューカッスル競馬場のオールウェザーコースでのデビューが望ましいとの考えを示した。