「勝てると思います」ジャパンC参戦は熟考中もアルピニスタ陣営は勝利に自信

2022年10月20日 21:25

ジャパンC参戦が期待されるアルピニスタ(撮影:高橋正和)

 凱旋門賞覇者アルピニスタのオーナーであるカーステン・ラウジング氏は、同馬のジャパンC参戦について依然として熟考しているとした。英メディア『At the Races』が現地時間19日に、同氏が語った展望を紹介している。

 ラウジング氏は取材の中で日本遠征の可能性について、「彼女が(ジャパンCに)参戦すれば、勝てると思います」と自信を覗かせ、アルピニスタを管理するM.プレスコット調教師がジャパンC参戦に意欲的であることも明かした。

 その一方で、「直行便だと思い込んでいましたが、フランクフルトで最低6時間は待つ必要があるようです」と日本にたどり着くまでの長旅には懸念を示している。また、ラウジング氏はアルピニスタのこれまでの功績についても言及。「彼女は既にチャンピオンで、もうこれ以上求めることがない」と称賛を送り、出走せずに引退の可能性も示唆した。

 アルピニスタは父Frankel、母Alwilda、母の父Hernandoという血統。2019年7月にイギリスでデビューし初勝利をあげ、2021年7月のランカシャーオークスで重賞初制覇。この勝利を皮切りにG1の連勝が始まり、現在は凱旋門賞やサンクルー大賞を含むG1・6連勝。世界最強牝馬の座を手中にした。

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