16日の新潟7Rを15番人気の
セルレアで制し、約2か月ぶりにJRAで勝利を挙げた永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=は今週も新潟で土曜(22日)3頭、日曜(23日)7頭に騎乗する。土曜7Rの
ウインバグースは前走、9番人気ながら2着に導いた一頭。「内枠だったので、スタートを決めてリズム良く運びました。前半が速かったぶん差されましたが、今回も逃げて集中させる形ならと思っています」と2度目の騎乗で結果を出すつもりだ。
日曜9Rの
ジャマンは自厩舎の馬で「前走は『逃げないように』との指示。番手で運んでハミをかみ、止まってしまいましたが、次につながる競馬だったと思います。能力はあるので、今回も折り合い重視で」と説明。折り合いを教えてきたことが実を結ぶか。
土曜2Rの
シゲルスナイパーはデビュー戦から騎乗して7→5→3と着順を上げている。「番手でも競馬ができて、折り合いに問題がない馬。前走は早めに動いて脚があがりましたが、3着に粘ってくれました。今回も前で競馬できれば」と好勝負を期待する。
同じくデビューから手綱を執る日曜1Rの
ワンダーミズキは「前走は使い詰めの影響か、
テンションが上がっていました。放牧でリフレッシュできたと思いますし、積極的に乗ろうと考えています」と平坦コースも味方に巻き返しを期す。
日曜6Rの
ウナギノボリは2度目の依頼。「乗せていただいた4走前はゲートをスムーズに出られず、後方からになりました。しまいは脚を使ってくれたので、ゲートを決めてある程度の位置が取れれば」とイメージはできている。
日曜7Rのアザルは継続騎乗。「切れる脚がなく、前走は『前で競馬をして欲しい』と指示がありました。直線を向くまで先頭で頑張ってくれました。今回は息遣いが良くなってくると思います。ダートの方が走りがいい印象です」と前進を見込む。
日曜2Rの
ドナビスケットは今回がテン乗りで、先週、今週と追い切りに騎乗。「口向きに難しいところがある馬ですが、走り出せば問題ありません。右回りは初めてなので、外に張る面には気をつけたいです」と癖をつかむ。
土曜8Rの
クリノヴァニラは中央転入初戦。2週続けて追い切りに騎乗し、「歩様が硬くてダート向きと感じます。短い距離を使ってきているので、前で運べそうです」と指摘する。まずはめどを立てたい。
【土曜新潟】
2R
シゲルスナイパー(牡2歳、栗東・谷潔厩舎、父
モーリス)
7R
ウインバグース(牡3歳、栗東・西園正都厩舎、父
モーリス)
8R
クリノヴァニラ(牝4歳、栗東・高橋康之厩舎、父
アスカクリチャン)
【日曜新潟】
1R
ワンダーミズキ(牡2歳、栗東・高柳大輔厩舎、父
ワールドエース)
2R
ドナビスケット(牝2歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父
マインドユアビスケッツ)
5R
アルムエアフォルク(牝2歳、栗東・平田修厩舎、父シャンハイボビー)
6R
ウナギノボリ(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父
ドレフォン)
7Rアザル(牝4歳、栗東・本田優厩舎、父
オルフェーヴル)
8R
ヨロシオスナ(牡4歳、栗東・角田晃一厩舎、父ロードアルティマ)
9R
ジャマン(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父
リオンディーズ)