13日、川崎競馬場で行われた関東オークス(3歳牝、交流GII・ダート2100m、1着賞金3200万円)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気{horse=2004101780:ホワイトメロディー}(牝3、栗東・加用正厩舎)が好位追走から早めに抜け出し、4番人気ケアレスウィスパーに2.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分16秒5(良)。さらに5馬身差の3着に7番人気アルヴィスが入った。
勝ったホワイトメロディーは、父クロフネ、母ドラムメロディー(その父Seeking the Gold)という血統。半兄に05年佐賀記念(交流GIII)を制したマルブツトップ(牡7、栗東・加用正厩舎、父ダンスインザダーク)、叔父にミレニアムバイオ(02年マイラーズC-GIIなど重賞3勝)、アドマイヤタッチ(99年兵庫ジュニアGP-交流GIII)がいる。
今年3月にデビュー勝ちし、2連勝で3歳500万下(阪神・ダート1400m)を勝利。続くスイートピーS(OP、東京・芝1800m)は16着と敗れたが、前走の昇竜S(OP、中京・ダート1700m)はヒシカツリーダーから0.1秒差の3着に入っていた。今回が重賞初出走で、これまでダートでは牝馬に先着を許していない。通算成績5戦3勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。
交流重賞となった00年以降、JRA所属馬の勝利は3年ぶり6頭目。なお、クロフネ産駒としては05年朝日杯フューチュリティS(GI)など重賞3勝のフサイチリシャール(牡4、栗東・松田国英厩舎)に続く2頭目の重賞勝ちとなり、ダート重賞は初勝利となった。