北村友一騎乗のサザーランドが逃げ切る(カメラ・高橋 由二)
10月22日の阪神4R・2歳新馬(芝1400メートル、18頭立て、牝馬限定)は、3番人気の
サザーランド(栗東・小林真也厩舎、父ダイワメジャー)がデビューVを飾った。勝ち時計は1分21秒9(良)。
好スタートを切り、押して押してハナへ。外から1番人気の
サンポーニャにマークされ、4角では手応え劣勢だったが、直線に向くと根性を見せて2着
ユリーシャ(松若風馬騎手)に3/4馬身差をつけて逃げ切った。
北村友一騎手は「もともと気のいいタイプだと思っていました。仕上がりも良かったですし、いいスタートを切れたのが一番の勝因ですね。
テンションが上がりやすいので、楽に走ってくれるようになれば」と見通しを語った。
開業2年目で初めての新馬Vとなった小林調教師は「スタートも良く、言うことない内容でした。マークされましたが、最後までよく頑張ってくれました。ジョッキーの好判断でハナに行ってくれました。距離は短いところが合いそうです。ゲートを含めて、気性面で危ういところがあるので」と気を引き締めていた。