東京、阪神、新潟の3場で、土曜、日曜合計11鞍。外厩別では、好調が続いていた山元TCが一気爆発の4勝を挙げた。吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝ずつを加算した。
【10月22日・阪神4R、2歳新馬、芝1400メートル、良馬場=18頭立て】
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サザーランド(牝、栗東・小林真也厩舎、父ダイワメジャー、母ターキー、母の父シンダー)432キロ、馬主=下河辺牧場、生産牧場=下河辺牧場
【血統】半兄
ダノンターキッシュ(父
ルーラーシップ)は現役2勝馬。マイルCS勝ち馬の
ダノンシャーク(牡、父ディープインパクト)が出た母系。
【レースVTR】好スタートからハナへ。外から1番人気の
サンポーニャにマークされ、4角では手応え劣勢だったが、直線に向くと2着
ユリーシャに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ち時計は1分21秒9。
【コメント】北村友一騎手「もともと気のいいタイプだと思っていました。仕上がりも良かったですし、いいスタートを切れたのが一番の勝因ですね。
テンションが上がりやすいので、楽に走ってくれるようになれば」
【将来性】★★★ ※小林調教師は「スタートも良く、言うことがない内容でした。マークされましたが、最後までよく頑張ってくれました。ジョッキーの好判断でハナに行ってくれました。距離は短いところが合いそうです。ゲートを含めて、気性面であやういところがあるので」とコメントした。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
シリアルノヴェル ◇22日東京5R芝2000(山元TC)
ジャスリー ◇22日東京6Rダ1600(山元TC)
バリアントバイオ ◇22日阪神3Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)
サザーランド ◇22日阪神4R芝1400(下河辺牧場)
シングザットソン ◇22日阪神5R芝1600(山元TC)
キョウエイブリッサ◇23日東京3Rダ1400(高橋TC)
フォーカルフラワー◇23日東京4R芝1400(社台
ファーム)
ガストリック ◇23日東京5R芝1800(大山ヒルズ)
タカネノハナコサン◇23日阪神4Rダ1200(優楽ステーブル)
ドクタードリトル ◇23日阪神5R芝1800(山元TC)
バンブーグローブ ◇23日新潟5Rダ1800(吉澤ステーブルEAST)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ