歯切れいい逃走劇サザーランド、北村友一騎手「好スタートが一番の勝因」…2歳新馬評価

2022年10月25日 12:15

サザーランド

 東京、阪神、新潟の3場で、土曜、日曜合計11鞍。外厩別では、好調が続いていた山元TCが一気爆発の4勝を挙げた。吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝ずつを加算した。

【10月22日・阪神4R、2歳新馬、芝1400メートル、良馬場=18頭立て】

サザーランド(牝、栗東・小林真也厩舎、父ダイワメジャー、母ターキー、母の父シンダー)432キロ、馬主=下河辺牧場、生産牧場=下河辺牧場

【血統】半兄ダノンターキッシュ(父ルーラーシップ)は現役2勝馬。マイルCS勝ち馬のダノンシャーク(牡、父ディープインパクト)が出た母系。

【レースVTR】好スタートからハナへ。外から1番人気のサンポーニャにマークされ、4角では手応え劣勢だったが、直線に向くと2着ユリーシャに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ち時計は1分21秒9。

【コメント】北村友一騎手「もともと気のいいタイプだと思っていました。仕上がりも良かったですし、いいスタートを切れたのが一番の勝因ですね。テンションが上がりやすいので、楽に走ってくれるようになれば」

【将来性】★★★  ※小林調教師は「スタートも良く、言うことがない内容でした。マークされましたが、最後までよく頑張ってくれました。ジョッキーの好判断でハナに行ってくれました。距離は短いところが合いそうです。ゲートを含めて、気性面であやういところがあるので」とコメントした。

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

シリアルノヴェル ◇22日東京5R芝2000(山元TC)

ジャスリー    ◇22日東京6Rダ1600(山元TC)

バリアントバイオ ◇22日阪神3Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)

サザーランド   ◇22日阪神4R芝1400(下河辺牧場)

シングザットソン ◇22日阪神5R芝1600(山元TC)

キョウエイブリッサ◇23日東京3Rダ1400(高橋TC)

フォーカルフラワー◇23日東京4R芝1400(社台ファーム)

ガストリック   ◇23日東京5R芝1800(大山ヒルズ)

タカネノハナコサン◇23日阪神4Rダ1200(優楽ステーブル)

ドクタードリトル ◇23日阪神5R芝1800(山元TC)

バンブーグローブ ◇23日新潟5Rダ1800(吉澤ステーブルEAST)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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