良血
セイウンパシュート(牡2歳、美浦・上原博之厩舎、父ハーツクライ)が、10月30日の東京5R・芝1600メートルでいよいよデビューを迎える。
母の全姉に3冠馬でG15勝を上げた名牝
アパパネがいるように、血統背景は魅力たっぷり。25日の美浦・Wコースでの最終調整では、
ニシノサキュバス(2歳未勝利)と併せて、5ハロン68秒6―12秒4をマークする上々の動きを披露したように、態勢はしっかり整えられている。上原博調教師は、「いいものは持っている。鞍上(田辺裕信騎手)も先週に乗って手応えをつかんでくれた。折り合いがつくし、距離はもちそう。入厩してから何の問題もなく順調にきている。血統的にも期待したいね」と気持ちを高めていた。