27日、園田競馬場で行われた第19回兵庫クイーンC(3歳上・牝・重賞・ダ1700m・1着賞金500万円)は、最後方追走から徐々に進出した吉原寛人騎手騎乗の4番人気ベニスビーチ(牝4、金沢・中川雅之厩舎)が、直線で大外に出されて前の各馬を差し切り、2着の1番人気アンティキティラ(牝3、高知・別府真司厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒0(良)。
さらにクビ差の3着に5番人気ナナカマドカ(牝6、兵庫・田中範雄厩舎)が入った。なお、3番人気デンコウハピネス(牝6、兵庫・尾林幸二厩舎)は4着、2番人気ステラモナーク(牝5、兵庫・新子雅司厩舎)は7着に終わった。
勝ったベニスビーチは、父ノボジャック、母ロスグラシアレス、その父シンボリクリスエスという血統。園田初遠征を勝利し、重賞3勝目を挙げた。通算成績はこれで32戦9勝。