コロナドズクエスト産駒、エイシンパンサーが鋭く伸びて快勝

2007年06月17日 12:30

 17日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気エイシンパンサー(牝2、栗東・平田修厩舎)が、中団追走から直線で外に持ち出して伸び、4番人気ヤマニンブリオンに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分09秒7(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には1番人気オディールが入った。

 勝ったエイシンパンサーは、父コロナドズクエスト、母がJRA1勝のナナコフレスコ(その父メジロライアン)という血統。今年のJRAブリーズアップセールにて1300万円で落札されていた。コロナドズクエストは輸入後の産駒初勝利となった。

 コロナドズクエストは父フォーティナイナー、母Laughing Look(その父Damascus)という血統の米国産馬。現役時代は98年トラヴァースSなど米G1・2勝を含む17戦10勝(重賞8勝)の成績を残し、99年に米国で種牡馬入りした。これまでフリゼットSなど米G1・3勝のソサエティセレクション Society Selectionなどを輩出し、日本でも02年東京スポーツ杯2歳S(GIII)3着のバロンカラノテガミなどが活躍している。04年に日本に輸入され、初年度には134頭、05年には122頭に種付けを行ったが、昨年3月に急性心不全のため死亡している。

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