◆ラスト重点にビッシリ攻めた　ルビーカサブランカ復調ムード(2日・浜口)

　エリザベス女王杯(13日・阪神、芝2200m)に向けて調整されているルビーカサブランカ(牝5歳、栗東・須貝)がこの日、栗東CWで6F86秒2-11秒1(一杯)を記録。攻め駆けする僚馬プルパレイ(3歳オープン)に手応えは見劣りしたものの、しっかりとした脚勢で反応も上々だった。状態は着実に上がってきている。

◆ひと絞りできれば激走も…シャムロックヒルの先行力に要注意(2日・城谷)

　シャムロックヒル(牝5歳、栗東・佐々木)がこの日、エリザベス女王杯(13日・阪神、芝2200m)へ向けて藤懸を背に栗東CWで1週前追い切りを行った。前走(新潟牝馬S9着)時は久々でまだ体を絞り切れず重々しかったが、1度使われた効果は大きく体全体を上手に使って伸びやかな走りを披露。6F81秒5-36秒3-11秒5(一杯)をマークした。ラスト1Fはこの馬らしい粘り強さがあり、明らかに状態は上向き。週末＆直前のひと追いでもうひと絞りがかなえば、いい走りを期待できそうだ。

◆ヒュミドールはアンドロメダSで復帰　幸とコンビ再結成へ(2日・常木)

　小倉記念9着後、戦列を離れているヒュミドール(セン6歳、美浦・小手川)は、アンドロメダS(19日・阪神、芝2000m)を目標に調整される。鞍上は幸とのコンビ再結成を予定。

◆エレナアヴァンティはラピスラズリSとタンザナイトSの両にらみ(2日・澤田)

　先週新潟のルミエールオータムダッシュで14着に終わったエレナアヴァンティ(牝5歳、美浦・宗像)はいったん放牧へ。「(出走枠に)入ればラピスラズリS(12月4日・中山、芝1200m)へ。除外ならタンザナイトS(12月17日・阪神、芝1200m)の予定です」と師は展望を明かした。

◆意識的に間隔をあけて「今度こそ」フォーチュンリング反撃へ自信(2日・武山)

　土曜福島9R・土湯温泉特別(芝2000m、牝馬限定)に出走予定のフォーチュンリング(牝7歳、美浦・嘉藤)は前々走で2着に好走したものの、前走は11着大敗。「前回の方がいい出来だったけれど…。結果論になるが、2戦連続で使うと走らないようです」と師は敗因を分析した。今回は3カ月の休養明けで仕切り直しの一戦。「右回りのこの条件はベスト。今度こそ」と巻き返しを狙っていた。

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