武豊騎乗のトーセントラムは8着(カメラ・高橋 由二)
◆第57回デイリー杯2歳S・G2(11月12日、阪神競馬場・芝1600メートル、良馬場)
3年連続で阪神競馬場での開催となった2歳G2はすべて1勝馬の10頭によって争われた。
大野拓弥騎手が手綱を執った3番人気の関東馬、
オールパルフェ(牡2歳、美浦・和田雄二厩舎、父
リアルスティール)が逃げ切って、重賞初制覇を果たした。新種牡馬の父
リアルスティールの産駒はJRA重賞初勝利、また、管理する和田雄二調教師も重賞初制覇となった。勝ち時計は1分33秒2。
2着は後方から外を追い込んだ1番人気の
ダノンタッチダウン(川田将雅騎手)、3着は好位から内で踏ん張った
ショーモン(横山武史騎手)だった。
岩田望来騎手(
ショウナンアレクサ=6着)「前走と全く違う競馬をしてくれました。少しキック
バックを嫌がるところはありましたが、落ち着いて走れていました」
池添謙一騎手(
フォーサイドナイン=7着)「前回はゲート内でうるさかったのですが、練習してくれて、いいスタートが切れました。ただ、マイルのペースについて行くのに余裕がなく、直線は止まっていなくてもじりじりという感じでした。長く脚を使う馬ですし、もう少し距離があった方が良さそうです」
武豊騎手(
トーセントラム=8着)「マイペースの競馬ができて少しは脚を使っていますが、前も止まりませんでした」
城戸義政騎手(
デイドリームビーチ=9着)「距離は大丈夫そうでした。強いメンバーのなかで、よくついて行ってくれています」
藤岡康太騎手(
エミサキホコル=10着)「いいポジションで脚をためるイメージ。その通りに運べましたが、ペースが上がった時に苦しくなりました」