東京、阪神、福島競馬場での3場開催で土曜、日曜で合計8鞍が行われた新馬戦。外厩別では相変わらず好調が続く、山元TCが
ライトクオンタム、
ソールオリエンスの好素材で2勝を挙げた。昨年の上位組ノーザン
ファーム天栄、吉澤ステーブルWESTもそれぞれ1勝ずつをマーク。
【11月12日・阪神5R、2歳新馬、芝1600メートル、良馬場=13頭立て】
◆
エンファサイズ(牡、栗東・四位洋文厩舎、父
リアルスティール、母ファビュラスセンス、母の父グラスワンダー)446キロ、馬主=社台レースホース、生産牧場=社台
ファーム
【血統】伯父にシンガポール航空国際C・G1など国内外で重賞3勝を挙げた
シャドウゲイト(父ホワイトマズル)。
【レースVTR】スタートでダッシュがつかず、道中は中団。4コーナーでは進路を内に取り、馬群をさばく形になったが、前が開いてからの脚取りは力強く、楽に抜け出して、2着
ケイデンシーマークに2馬身差をつけた。勝ち時計は1分34秒5。
【コメント】藤岡康太騎手「まだ精神的に幼い面があり、スタートもそう速くなく、じっくりと馬の
バランスを整えながらでしたが、追ってからの脚はよかったです。抜け出してふらふらしたり、まだ子供っぽい面があるので、その点が改善されればもっとよくなる馬です」
【将来性】★★★
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
トニトゥルスディ ◇12日東京4Rダ1600(
ディアレストCE)
ライトクオンタム ◇12日東京5R芝1600(山元TC)
サンデーファンデー◇12日阪神4Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)
エンファサイズ ◇12日阪神5R芝1600(グリーンウッド)
ボーンイングランデ◇12日福島5R芝2000(
グランデファーム)
ソールオリエンス ◇13日東京5R芝1800(山元TC)
トラマンダーレ ◇13日東京6R芝1600(ノーザン
ファーム天栄)
サンライズピース ◇13日阪神5R芝1800(山岡TC)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ