昨年の中山グランドジャンプ勝利時のメイショウダッサイ(撮影:下野雄規)
2020年のJRA最優秀障害馬に輝いたメイショウダッサイ(牡9、栗東・飯田祐史厩舎)が11月20日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。同日、JRAがホームページ上で発表した。
メイショウダッサイは父スズカマンボ、母スズカブルーム、母の父スキャターザゴールド。グランド牧場の生産馬で、半兄に2020年の根岸S(GIII)3着馬スマートアヴァロン、半妹に2016年のエーデルワイス賞(JpnIII)3着馬ピンクドッグウッドがいる血統。また同牝系には2002年フェアリーS(GIII)覇者ホワイトカーニバルや2015年チャンピオンズC(GI)覇者サンビスタなどがいる。
2015年9月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。同年11月に福島競馬場で行われた2歳未勝利戦を勝利し、キャリア3戦目で初白星を飾った。2018年4月に障害デビューを果たし、同年8月の小倉競馬場で障害戦初勝利を挙げると、その後は障害戦で3着内を外さない安定感を見せ、第一線で活躍した。主な戦績は下記の通り。
2019年 小倉サマージャンプ(JGIII)1着
2019年 東京ハイジャンプ(JGII)2着
2019年 中山大障害(JGI)3着
2020年 中山グランドジャンプ(JGI)2着
2020年 東京ハイジャンプ(JGII)1着
2020年 中山大障害(JGI)1着
2021年 阪神スプリングジャンプ(JGII)1着
2021年 中山グランドジャンプ(JGI)1着
(JRAのホームページによる)