東京、阪神、福島競馬場の3場開催で土曜、日曜で合計10鞍が行われた新馬戦。外厩別ではチャンピオンヒルズが3勝の固め打ち。山元TCが2勝と相変わらずの好調ぶり。
【11月19日・東京4R、2歳新馬、ダート1400メートル、良馬場=16頭立て】
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グレートサンドシー(牡2歳、栗東・中内田充正厩舎、父イントゥミスチーフ、母ゲームフォーモア、母の父モアザンレディ)500キロ、馬主=山紫水明、生産牧場=米国
【血統】半兄に21年米G1・BCジュベナイル3着のジャイアントゲーム(父ジャイアンツ
コーズウェイ)などがいる血統。今年4月の米トレーニングセール、OBSス
プリングセールでは落札額が82万5000ドル(約1億円)に達した。
【レースVTR】好位3番手を追走し、最後は2番手を進んでいた
ホロニックパスと馬体を併せ、最後はゴール前で首差出て勝ち切り、3着には9馬身差をつけた。勝ち時計は1分25秒5。
【コメント】川田将雅騎手「とてもいい馬なんですが、成長過程的にまだまだ先の馬。それでも勝ち切れたのは大きいです」
【将来性】★★★ ※中内田調教師も「まだ幼いですし、これから成長してもらわないと」と今後に期待した。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
グレートサンドシー◇19日東京4Rダ1400(チャンピオンヒルズ)
モズメイメイ ◇19日東京5R芝1600(山元TC)
グランテスト ◇19日阪神5R芝1200(チャンピオンヒルズ)
スマートフォルス ◇19日阪神6Rダ1400(吉澤ステーブルWEST)
ドットクルー ◇19日福島5R芝1800
マジカルワード ◇20日東京5R芝2000(松風馬事センター)
ダルタニアン ◇20日東京6R芝1400(山元TC)
タッチウッド ◇20日阪神4R芝2000(ノーザン
ファームしがらき)
ベラジオオペラ ◇20日阪神5R芝1800(チャンピオンヒルズ)
パルクリチュード ◇20日福島6Rダ1700(ノーザン
ファーム空港)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ