【チャレンジC展望】近年の好走傾向に合うあの馬に期待したい

2022年11月30日 06:00

距離に適性がありそうなビーアストニッシド(撮影:小金井邦祥)

 以前は秋の阪神開幕週に行われており、当時の勝ち馬には、ジャパンCと宝塚記念を制したタップダンスシチー、春の天皇賞を勝ったスズカマンボ、宝塚記念と有馬記念を制したドリームジャーニーなどがいる。12年からこの時期の阪神に移動し、16年までは芝1800m、それ以降は芝2000mで開催されている。

1.若い馬が強い

 過去10回で3歳馬が6勝、4歳馬が2勝している。また、14年の勝ち馬トーセンスターダムと17年の勝ち馬サトノクロニクル、20年の勝ち馬レイパパレ、昨年の勝ち馬ソーヴァリアントは、これが古馬混合重賞初挑戦だった。若くて勢いのある挑戦者が通用しやすい傾向。

2.ゆとりのあるローテ

 過去10回で、中4〜8週で参戦した馬は[8-6-4-38]で複勝率32.1%、中9週以上の休み明けだった馬は[1-2-3-17]で複勝率26.1%。対して、中3週以内だった馬は[1-3-2-56]で複勝率9.7%。

3.距離短縮組がやや優勢

 過去10回で、前走から距離短縮となる馬は[4-6-4-40]で複勝率25.9%あるのに対し、前走も2000mだった馬は[1-4-4-37]で複勝率19.6%、距離延長となる馬は[5-1-1-34]で複勝率17.1%。

 ビーアストニッシドは近走の内容からして、現状では2000m以下の距離に適性がありそう。前走菊花賞から距離短縮となるここで見直したい。

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