盛岡競馬場で8日、同競馬場では史上初となるダート3000mのレース・ふみづき賞(9頭立て)が行われ、菅原勲騎手騎乗の2番人気ベリーメリーホーク(牡4、岩手・佐藤晴記厩舎)が中団追走から、1番人気ウエストサンオペラに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分26秒8(良)。
勝ったベリーメリーホークは父ブラックホーク、母がJRA3勝のタケノパンジー(その父イブンベイ)という血統。これまではダート1400m〜1800mで勝利を挙げていた。通算成績21戦6勝(うちJRA9戦0勝)。
ダート3000m以上のレースが行われたのは、地方競馬全体を通しても88年12月29日の東京大賞典(ダート3000m、優勝イナリワン)以来19年ぶり。ダート3000mの日本レコードは76年の東京大賞典(大井)でファインポートが記録した3分08秒6(良)となっている。