10日、阪神競馬場で行われたエリカ賞(2歳・1勝クラス・芝2000m)は、先手を取った荻野極騎手騎乗の11番人気レミージュ(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が、そのまま逃げ切り、追い込んだ2番人気ドクタードリトル(牡2、栗東・今野貞一厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒7(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に9番人気キミノナハマリア(牝2、栗東・千田輝彦厩舎)が入り、3連単配当269万4130円の大波乱となった。なお、3番人気バロッサヴァレー(牝2、栗東・高野友和厩舎)は5着、1番人気ノーブルクライ(牡2、栗東・友道康夫厩舎)は12着に終わった。
勝ったレミージュは、父キズナ、母バイコースタル、その父Gone Westという血統。福島芝1800mの未勝利に続く連勝を飾り、通算成績を3戦2勝とした。