【有馬記念・注目馬】府中牝馬Sでは白毛の女王に勝利 イズジョーノキセキが波乱の立役者に

2022年12月19日 18:15

今年10月の府中牝馬Sを制したイズジョーノキセキ(撮影:下野雄規)

 12月25日、中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。10月の府中牝馬S(GII)で白毛の女王を下したイズジョーノキセキ(牝5、栗東・石坂公一厩舎)が、暮れの大一番に参戦を予定している。

 イズジョーノキセキは父エピファネイア、母キングダンサー、母の父キングカメハメハ。伯父に2010年の浦和記念(JpnII)で3着だったディアーウィッシュがいる血統。

 2019年6月に中京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。続く9月の2歳未勝利戦で初白星を飾ると、翌2020年のチューリップ賞(GII)で重賞初挑戦ながら4着に健闘した。同年4月の忘れな草賞(L)で2着となり、以降は自己条件戦に舵を取ると、11月に1勝クラスを勝利。昨年2月に2勝クラスを勝ち上がった。

 同年11月にはエリザベス女王杯(GI)に格上挑戦し、レイパパレやアカイトリノムスメなど強豪牝馬に先着しての5着入線。今年6月に3勝クラスを勝利し、続く10月の府中牝馬S(GII)では圧倒的支持を集めるソダシを差し切って重賞初制覇を果たした。また、この勝利により、同馬を所有する泉一郎オーナーも初めての重賞タイトルを手にした。

 前走はエリザベス女王杯(GI)に出走しており、今秋3戦目がグランプリの大舞台となる。前走からの巻き返しを図り、波乱の立役者となるか。要注目である。

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