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【全日本2歳優駿レース後コメント】デルマソトガケ松若風馬騎手ら

2022年12月15日 10:25

デルマソトガケが優勝(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和

 14日(水)、川崎競馬場(晴 稍重)で行われたダートグレード競走、第73回全日本2歳優駿(JpnI 1600m)は、中団を進んでいた3番人気のJRAデルマソトガケがゴール前で差し切り、3連勝で重賞初制覇を飾った。

 アタマ差の2着には2番人気JRAのオマツリオトコが入り、そこから1馬身差の3着に1番人気JRAのペリエールが入った。

 勝ったデルマソトガケは、父マインドユアビスケッツ、母アムールポエジー(母の父ネオユニヴァース)という血統の2歳牡馬で、JRA栗東・音無秀孝厩舎の管理馬。通算成績は6戦3勝。騎乗した松若風馬騎手は全日本2歳優駿初制覇となった。

 レース後のコメントは以下の通り。

1着 デルマソトガケ(松若風馬騎手)

「素直に、とても嬉しいです。今日は輸送などがあっても、馬はどっしりしていましたし、馬から勇気をもらいました。

 レースでは好位につけたいと思っていて、できればもう少し前につけたかったのですが、前半はペースも少し流れていたので、向正面ではいい位置にいると思っていました。

 3コーナーから4コーナーにかけてはペリエールを目標にして追い出すことにしました。直線はしっかり反応もしてくれて、どうにか頑張ってくれという思いで必死で追っていました。

 口向きなどに難があったりはしますが、レースを使うにつれて解消してきましたし、いい方向に向かっていると思います。馬の成長を感じます。デルマソトガケとともに僕も、人馬ともに成長していければと思います」

(音無秀孝調教師)

「ここ3週間の調教でグンと状態が上がってきていました。先週の追い切りは自己最速が出ましたが、そんな時計が出る馬ではありませんでした。当該週は馬なりでやって、そんなに時計を出さずに向かいました。

 前で競馬をしてほしいという話をしましたが、出して行ってもあれが精一杯だったので仕方がありませんでした。それでも流れが速かったので良かったです。普段はうるさいですが、前走でも馬群の中から抜けて来て根性がある馬です。

 馬主と私でレース後、サウジアラビアに行きたいねという話をしました。サウジアラビアに行くまではおそらくは使わないと思います」

2着 オマツリオトコ(横山武史騎手)

「返し馬から左回りが得意そうではなくて、2走前の時もバランス良く走れていないように見えたのも不安材料でした。その不安がもろに出てしまいました。

 状態は悪くなかったですし、地力はあります。左回りより右回りの方が得意だと思います」

3着 ペリエール(福永祐一騎手)

「理想的なポジションでしたし、無理して動いていないので楽勝かなと思いました。

 しかし、最後は止まってしまいました。上手に運べていましたし、ムキになっていませんでした。1番人気で結果を出せず申し訳ありませんでした」

4着 ヒーローコール(笹川翼騎手)

「この馬も行けているのですが、周りがもっと速かったです。トモが甘いところがあるので、距離はもっとあっていいと思います。急かし過ぎると動けないところがあります。スケールの大きい、大井の外回りなど広いコースが合いそうです。

 素晴らしい馬で、乗り味が良く、反応が良いです。順調なら来年はこの馬の年になると思います」

5着 マルカラピッド(小沢大仁騎手)

「枠の並びを見て、小回りで外を回ると遠心力で脚を使わされるので、積極的に行きたいと話をしていました。

 行き脚がスッとついて、楽にあのポジションにつけることができました。プレッシャーもかけられず、フワッと息が入る中、向正面からいい流れで直線を向きました。1200mで勝っている馬なので、最後は脚が上がり気味になってしまいました。

 課題は残りましたが、収穫はありました。さらに成長すると思いますし、もっと走れそうです」

(取材:米田元気)

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