福島記念で復活Vを遂げたユニコーンライオン(撮影:小金井邦祥)
前走ジャパンCで16着だったユニコーンライオン(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)は、来年2月12日に阪神競馬場で行われる京都記念(4歳上・GII・芝2200m)か、来年3月12日に中京競馬場で行われる金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)に向かう。その後は、来年4月2日に阪神競馬場で行われる大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)に駒を進める予定。
ユニコーンライオンは父No Nay Never、母Muravka、母の父High Chaparralという血統の愛国産馬。半兄のThe Wow Signalは仏G1・モルニ賞を制している。
2019年1月の3歳新馬戦でデビューし、初勝利。その後、自己条件戦を着実に1戦ずつ突破し、2021年弥彦Sでオープン入り。続いて出走した鳴尾記念で重賞初制覇を飾り、優先出走権を得た宝塚記念では2着に好走した。その後脚部不安で長期休養を余儀なくされ、復帰には1年以上かかったが、今年11月の福島記念で復活の重賞制覇を果たした。通算成績は24戦6勝。