タイキフォーチュンの父、シアトルダンサーIIが死亡

2007年07月14日 10:00

 85年7月のキーンランド・イヤリングセールにて当時の世界記録となる1310万ドル(約31億円)で落札されたシアトルダンサーIIが、6月にドイツの牧場で心臓発作のため死亡していたことがわかった。23歳だった。

 シアトルダンサーIIは父Nijinsky、母My Charmer(その父Poker)という血統の米国産馬。半兄にSeattle Slew(米国三冠などG1・8勝、父Bold Reasoning)、Lomond(英2000ギニー-英G1、父Northern Dancer)がいる。

 現役時代の主な勝ち鞍には87年ダービートライアルS(愛G2)、87年ガリニュールS(愛G2)などがある。通算成績5戦2勝(重賞2勝)。

 88年に米国で種牡馬入り。Pike Place Dancer(ケンタッキーオークス-米G1)、Caffe Latte(ラモナH-米G1)などを輩出した。日本での代表産駒にはタイキフォーチュン(NHKマイルC-GI)やエイシンガイモン(関屋記念-GIII、セントウルS-GIII)などがいる。97年には日本に輸入され、03年からはドイツで供用されていた。

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