デビュー戦で勝利したオメガギネス(左=カメラ・池内 雅彦)
12月24日の中山6R・2歳新馬戦(ダート1800メートル=16頭立て)は、3番人気の
オメガギネス(牡、美浦・大和田成厩舎、父
ロゴタイプ)が、直線で抜け出してデビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は1分56秒8(良)。
最内枠から道中は馬群の内の好位4番手で運び、しっかりと脚をためた。直線で外に持ち出すと、徐々に前との差を詰めて、最後にエンジンがかかると鋭い伸び脚を見せて、最後は
トゥービートラインに3馬身差をつける完勝だった。
戸崎圭太騎手は「返し馬の時から馬は立派でいい感じだった。1枠で砂をかぶる形になり、多少は嫌がったけど、エンジンがかかってから直線ではすごくいい脚だった」と、能力を評価した。
大和田調教師は「ジョッキーの話だと、
ゴーサインを出してからの反応が、すごくよかったみたいです。先々、活躍できそう。思ったよりも器用な走りだったので、どういう条件でも走れそう」と、ダート路線での出世を期待していた。