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ハルオーブ(12月25日、中山3R・2歳未勝利、芝1600メートル=2着)
初ダートの前走は9着と人気を裏切ったが、芝に戻った今回は、2着と巻き返しに成功。週中のトレセンで武井亮調教師が「精神的に成長してきた」と語った言葉を裏付けるように、初のマイルに距離を伸ばしても、しっかり折り合い、レースぶりに進境をうかがわせた。
さらに三浦皇成騎手も「最初のコーナーで不利があったけどリカバリーして、取りたいポジションで競馬できた。馬がだいぶしっかりしてきて、最後までしっかり伸びてくれた」と心身ともに成長を十分に感じられただけに、待望の初勝利は近い。(松井 中央)