12月28日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル=18頭立て)は、8番人気の
ランスオブサウンド(牝、栗東・奥村豊厩舎、父
ディープブリランテ)が勝利した。勝ち時計は1分36秒0(良)。
抜群のスタートから、好位でリズム良く折り合った。4コーナーを回っても余裕ある手応え。直線半ばで藤岡佑介騎手に促されると、機敏なフットワークで坂を駆け上がり抜け出した。
ルカン(鮫島克駿騎手)が馬群を割って追い上げたが、1馬身差で振り切った。
鞍上は「行く馬を行かせて、2列目でスムーズに運べました。追い出してからの反応がすごく良かったです。非常にいい内容で勝てました」と評価。奥村豊調教師は「想像よりもレースが上手でした。マイルは長いかなと思って使いましたが、選択肢が広がりました。この距離で勝ったので、来年の春に向けて順調にいけたら」と今後を見据えた。