ポルックスSに出走するアシャカトブ(撮影:下野雄規)
ここで買わずして、いつ買う!? 日曜中山11Rの
ポルックスS(4歳上・オープン・中山ダ1800m)は、コース巧者の
アシャカトブ(牡7、美浦・小笠倫弘)で勝負だ。
とにかく中山ダ1800mでは走る。過去8戦で【4・1・1・2】の好成績。オープンに限っても、20年
マーチSが4着(5番人気)、21年
ポルックスSが3着(5番人気)、そして昨年のラジオ日本賞が1着(8番人気)。常に人気以上の走りで、中山適性を証明してきた。
前走の武蔵野Sは決して得意ではないマイル戦、しかも苦手な上がりの速い決着とあって厳しくなったが、それでも1秒2差の8着なら健闘の部類。いや、それどころか並み居る
スピード馬にまじって先行できたことを評価していいぐらいだ。今回は明らかに前に行く馬が
ウィリアムバローズしかいないため、ペースは落ち着くかも。ならば、前走でマイルを走った経験が、テンの行き脚となって生きてくるので好都合。好位から悠々と抜け出し、またも舞台巧者ぶりを見せつけてくれそうだ。