デビュー戦を勝利したシルバージュエリー(カメラ・荒牧 徹)
1月7日の中山5R・3歳新馬戦(芝1600メートル、16頭立て)は、4番人気の
シルバージュエリー(牝、美浦・加藤士津八厩舎、父
シルバーステート)が、好スタートから先頭に立つと、そのまま押し切って初陣を飾った。勝ちタイムは1分35秒5(良)。
ポンとゲートを出て3番枠を生かし先行態勢を見せると、外から1番人気の
アシャカタカ(横山武史騎手)も並びかけてきたが、内ラチ沿いは譲らなかった。道中は折り合いもつき、リズム良く追走。抜群の手応えで最後の直線に向くと、脚いろは衰えず、2着に追い上げた
リーリオブランコ(秋山稔樹騎手)に3馬身半差をつけてゴールに飛び込んだ。
杉原誠人騎手は「強かった。弱いところがあって体もまだまだ良くなってくるなかでこのパフォーマンスを見せてくれた。これからが楽しみですね。真面目で気もいいので1600メートルぐらいがいいと思う」と喜びを語った。