1月8日に中京競馬場で行われるシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)について、枠順データから検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京1600mにて施行されるため、近3年の当該コース(1月〜3月の3勝クラス以上の競走)をデータの集計対象とした。
枠別では最多となる7度の馬券絡みが6枠。逆に4枠は馬券絡みが2回と、最少の数字となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】2-1-2-10/15 勝率13.3% 複勝率33.3%
【2枠】0-5-0-12/17 勝率0.0% 複勝率29.4%
【3枠】2-1-0-14/17 勝率11.8% 複勝率17.6%
【4枠】2-0-0-16/18 勝率11.1% 複勝率11.1%
【5枠】0-0-5-14/19 勝率0.0% 複勝率26.3%
【6枠】3-3-1-12/19 勝率15.8% 複勝率36.8%
【7枠】2-0-1-17/20 勝率10.0% 複勝率15.0%
【8枠】0-1-2-17/20 勝率0.0% 複勝率15.0%
全体的な傾向として、枠による明確な有利不利は無さそうだ。また、今年のシンザン記念は7頭立てと小頭数のレースのため、例年よりもさらに枠による差はつきにくいだろう。
一方で、1枠に入った穴馬の激走には注意したい。同コースで行われた2021年の京都金杯では1枠に入った12番人気の
ケイデンスコールが1着、エルフィンSでは12番人気
スンリが2着に好走している。内枠からの一発には警戒したい。