24日、川崎競馬場で行われたスパーキングサマーC(3歳上、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1200万円)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気{horse=2001106791:ルースリンド}(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)が、後方追走から直線で外に持ち出すと、先に抜け出した3番人気キングスゾーンを楽々と交わし、3馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは1分40秒8(良)。さらに1馬身差の3着に6番人気ミツアキタービンが入った。
勝ったルースリンドは父エルコンドルパサー、母ルーズブルーマーズ(その父Deputy Minister)。祖母はベルデイムSなど米G1・3勝を挙げ、78年米古牝馬チャンピオンに輝いたレイトブルーマー Late Bloomerで、伯父にエンズウェル Ends Well(ユナイテッドネイションズH-米G1)がいる血統。
04年2月に美浦・上原博之厩舎からデビューも9戦0勝で現厩舎に移籍。移籍初戦から4連勝するなど、移籍後はこれまで16戦10勝2着4回と安定した成績を残し、昨年の金盃(南関東G2)2着、ダイオライト記念(交流GII)5着、前走の大井記念(南関東G2)2着など重賞戦線で好走を繰り返していた。今回が重賞初制覇。通算成績26戦11勝(うちJRA9戦0勝)。