小倉の馬場傾向からはダレモトメラレナイが浮上(撮影:下野雄規)
中山は馬場に影響するような雨は降りそうにない。内外はほぼフラットだが、1200mに関しては内で運んだ馬に分がありそう。土曜の芝レースはキングマンボの血を持つ馬が大活躍。父母のどちらかがキングマンボ系の馬が[4-1-2-14/21]の勝率19%、複勝率33%。芝5鞍のうち、4鞍を制した。日曜も要チェックだ。
ダートは先週と一転、1200mでストームキャット系の活躍が目についた。もともとこのコースとは相性がいい血統なので、日曜も注目したい。
中京は芝ダートともに回復が進んでどうなるか。土曜の芝は内を回った伏兵が粘り込むシーンがあったが、基本的には外が伸びる。ただ、あまり決めつけずに、レースを見ながら対応したい。
ダートは道悪が残って高速決着。スローから平均ペースで流れれば、ある程度のポジションで運べる馬に分がある。
小倉も回復が進む。芝は開幕週でもともとコンディションがいいので、ロスなく運べる内枠がベター。とりわけ1200mは内枠が圧倒的に有利。多頭数の外枠は買っても押さえまで。
ダートは土曜と同様の高速決着で、逃げ先行馬が残りやすい。
【注目馬】
中山1R・シャトーボビー…ストームキャット系のシャンハイボビー産駒。血統背景はもちろん、先行力がある点からも、初のダート1200mは合う。
中山9R・キミワクイーン…芝1200mの最内枠、父はキングマンボ系のロードカナロア。上位人気必至で配当妙味はないが、軸としては信頼できる。
小倉12R・ダレモトメラレナイ…逃げるには絶好の2番枠、しかも同型のナリタローゼが外枠になったことで楽に行けそう。ラチ沿いを通って押し切る。