小倉1Rで23年のJRA初勝利を挙げた永島まなみ騎手(左)とミッキーマカロン(カメラ・ 玉木宏征)
永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=が15日の小倉1R・3歳未勝利(ダート1700メートル、牝馬限定=14頭立て)で1番人気の
ミッキーマカロン(栗東・大久保龍志厩舎、父
キタサンブラック)に騎乗し、23年のJRA初勝利を挙げた。
出たなりで好位の外につけ、3角でじわーっと進出。直線に向いてステッキが入ると、残り100メートルで逃げる
パラディ(2着、藤岡康太騎手)をかわし、1馬身差で振り切った。ダートでも活躍する
ラーゴムの半妹が、初砂投入で初Vをもぎ取った。
永島騎手は「返し馬の感じからダートは良かったです。追い切りに乗せていただいて、反応も良かったですからね。スタートも、変に出して行かずにいい位置が取れましたし、砂をかぶってもまったく問題ありませんでした。最後の反応も十分でした。非力な部分が成長してくれれば」と期待を寄せた。