「新馬戦」（２１日、中山）

　暮れの新馬戦を左後肢挫創で取り消し、仕切り直しの一戦となった９番人気のメイショウフジ（牡３歳、父ホッコータルマエ、母メイショウミハル、美浦・和田勇）が、４角１１番手から最速上がりで豪快な差し切りＶを飾った。

　近親に昨年の帝王賞覇者メイショウハリオ。大野は「エンジンが掛かったら別馬のようだった」と目を丸くする。和田勇師は「まともに追い切れていないし、ハマった感じ。東京向きではなさそうなので、ひと息入れて中山の方がいいかも」と今後を見据えた。