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ゼンリョクダンス(1月21日、中山4R・3歳新馬、ダート1200メートル=3着)
スムーズさを欠く内容だったが、3着まで追い上げて能力を見せた。最内枠から出遅れて、そこから早めに盛り返して中団へ。4角7番手から直線では馬群をさばいて、上がり最速38秒5をマークして脚力を見せた。
永野猛蔵騎手は「すごくおとなしくて、立ち遅れてしまいました。でも、そこからはセンスのあるところを見せてくれた。(馬群の内で)砂をかぶっても大丈夫だった。狭いところをひるまずに突っ込んでくれたし、東京に替わっていいと思います」と、敗戦のなかにも収穫を口にした。前残りの展開で1頭だけ伸びてきたのも評価できる。今度は勝ち負けが期待できそうだ。
(坂本 達洋)