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セレンディピティ(1月21日、中京10R・若駒S、芝2000メートル=5着)
2走前は出遅れたが、前走に続いてゲートはクリア。ただ、7頭立てで馬場の悪い内を避けたため、前に壁をつくれず、向こう正面からムキになっていた。4角でも逆手前になるシーンがあり、直線は伸びを欠いた。
2戦ぶりに手綱を執った松山弘平騎手は「返し馬の感じは良かったです。いい馬ですし、もっとやれると思うんですが…。馬場がかなり荒れていて、かなり脚を取られて4角でも逆手前になってしまったり、苦しくなってしまいました」と首をかしげ、言葉を絞り出した。
前走のホープフルSのパドックは2人引きでも
リラックスしていたが、この日は気合乗りが一変。どう出るかと見ていたが、結果的には中2週が良くなかった印象。ひと息入れてリフレッシュすれば、すぐに勝てる逸材だ。
(玉木 宏征)