1日、旭川競馬場で行われた6R・D3-4組(ダート1000m)で、服部茂史騎手騎乗の1番人気クラダイナー(牡3、北海道・楠克美厩舎)が優勝。この勝利がオースミダイナーの産駒初勝利となった。
勝ったクラダイナーは父オースミダイナー母クラギンガ(その父ヤクモセンショウ)という血統。昨年6月にデビューし、今回が10戦目だった。
オースミダイナーは父ギャロップダイナ、母タケノパール(その父ミンシオ)という血統。現役時代は栗東・小林稔厩舎から91年にデビューし、6戦5勝の成績で北海道・若松平厩舎に移籍。96年赤レンガ記念(帯広)で重賞初制覇を果たし、12歳時の00年には北海道スプリントC(交流GIII)を制覇。この勝利は現在も日本競馬の重賞勝利最高齢記録となっている。通算成績48戦21勝(うちJRA8戦5勝、重賞10勝)。
引退後、03年から北海道日高町の白井牧場で種牡馬入り。現在は平取町の清水牧場で繋養されており、クラダイナーが現在までで唯一の産駒となっている。