エレガントムーンで今年6勝目をあげた今村聖奈騎手(カメラ・高橋 由二)
1月29日の中京4R・3歳1勝クラス(ダート1200メートル=13頭立て)で、今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎=が6番人気の
エレガントムーン(牝、栗東・牧浦充徳厩舎、父
カレンブラックヒル)に騎乗し、今年6勝目を挙げた。JRA通算57勝目で、28日の小倉5Rに続く2日連続の勝利。勝ち時計は1分12秒7(良)。
道中は最内の9番手で追走。直線に入って馬群が横に広がると、残り約200メートルで狭いスペースから抜け出した。力強い伸び脚で、外から追い込んだ
コパノハンプトン(岩田康誠騎手)に1馬身半差をつけた。
今村騎手は「調教から動きが良くて、すごくいい馬だと思っていました。ゲート練習をずっとしていましたが、他の馬を気にして飛び上がるスタートになったり、駐立で怖がったりする面があるので気をつけていました。リズム重視で運んで、最後はいい脚でした」と振り返った。抜け出す際に他馬に寄ったことについては「他の馬と接触して迷惑をかけたのは私の責任です。そういう部分をなくしていきたいです」と反省した。