昨年の六甲Sでオープン2勝目を挙げたエアロロノア(ユーザー提供:TKさん)
武豊騎手が
エアロロノア(牡6、栗東・笹田和秀厩舎)で東京新聞杯(4歳上、GIII、東京芝1600m)に参戦する。
「エア」の冠名で知られる(株)ラッ
キーフィールドの所有馬で、多くのビッグレースを制してきた。96年のオークスと97年の天皇賞(秋)を
エアグルーヴ、00年の皐月賞と菊花賞をエアシャカール、05年の秋華賞を
エアメサイアで制し、JRAでGI・5勝を含む重賞14勝を挙げている。(吉原毎文名義も含む)しかしながら近年は惜敗が目立ち、平場を含めても17年富士Sの
エアスピネルが最後の勝利。その後は15連敗している。
エアロロノアは
エアメサイアの孫。母の
エアワンピースでも勝利を挙げているので、レジェンドゆかりの血統だ。初騎乗だった前々走のマイルCSでは0秒4差の7着に健闘。続く前走の京都金杯(2着)では福永騎手が騎乗したが、ここで再度のコンビ結成が叶った。このチャンスを生かし、「黄、青一本輪、青袖」の勝負服で、久しぶりの重賞制覇といきたい。