豪G1・3勝のモーリス産駒ヒトツが故障で引退 今後は種牡馬入りの道を模索

2023年01月31日 19:28

国内外で産駒が活躍するモーリス。写真は2016年香港カップのもの(撮影:高橋正和)

 31日、昨年5月から長期休養していた豪G1・3勝のモーリス産駒ヒトツ(Hitotsu、牡4)の引退が発表。豪競馬メディア『Racing.com』が報じている。

オーナーであるA.ケイル氏は同馬が新たに脚部を負傷し、感染症にもかかったことを明かした。今後は、種牡馬入りのための繋養先を探すとしている。

 ヒトツは父モーリス、母Love is Fickle、母の父Redoute's Choiceという血統の豪州産馬。父は現役時代に国内外でGIを6勝するなど大活躍し、2015年のJRA年度代表馬にも輝いた。同馬は、モーリスがシャトル種牡馬としてオーストラリアで供用されていた際の生産馬の1頭である。

 2021年10月のヴィクトリアダービーで豪G1初制覇。翌2022年3月のオーストラリアンギニーを制し豪G1・2勝目を挙げると、続く豪G1・オーストラリアンダービーを制覇。この3連勝は史上初の快挙だった。その後、同年のジャパンカップ参戦も示唆していたものの、2022年5月に左前脚繋靭帯を損傷し、長期休養を余儀なくされていた。通算成績は8戦4勝。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。