前走のカウントダウンSは強烈な差し切りを決めたインダストリア(ユーザー提供:sapphireさん)
昇級組は迷わず買おう。東京新聞杯(4歳上、GIII、東京芝1600m)は前走で3勝クラスを卒業したばかりのインダストリア(牡4、美浦・宮田敬介厩舎)に期待したい。
マイル路線の強豪が集う一戦だが、意外にも昇級組が強い。過去10年で前走準オープン勝ち馬が[4-1-0-6]の好成績。15年はヴァンセンヌ、19年はインディチャンプが制覇。また、21年のカラテ、22年のイルーシヴパンサーと連勝中でもある。
インダストリアは昨年のNHKマイルCで0秒4差5着の実力馬。休み明けの前走カウントダウンSは勝負所で包まれて動けなかったが、残り200mからグイグイ伸びて圧巻の差し切り。数字に表れない強さが印象的なレースだった。確かに今回は一線級が相手となるが、能力で引けは取らないはず。データの後押しも受けて、重賞初制覇といきたい。