白富士Sで競走を中止したサトノフラッグ(2020年3月、撮影:下野雄規)
前走、白富士Sで競走を中止した
サトノフラッグ(牡6、美浦・国枝栄厩舎)について、国枝栄調教師は「命に別状はない」と状態を説明。今後の進退は精密検査をした上で決定される。
サトノフラッグは父ディープインパクト、母バラダセール、母の父
Not For Saleという血統。特に母の
バラダセールは亜オークスと亜1000ギニーの海外G1・2勝を誇る。
2019年10月、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、続く2歳未勝利戦では3馬身差の圧勝で初勝利。そこから初重賞となった20年の弥生賞まで3連勝を飾り重賞ウイナーとなった。同年には皐月賞でGI初出走。21年には
エプソムCに出走し2着となるも、直後に右橈骨遠位端骨折を発症した。白富士Sは1年半ぶりの実戦だった。通算成績は12戦3勝。