【東京新聞杯】高齢馬受難の重賞…シュリ&カイザーミノル&ピースワンパラディが“21世紀初V”あるかも

2023年02月02日 12:40

20年キャピタルS以来、2年3カ月ぶりの勝利を目指すピースワンパラディ(ユーザー提供:こーすけさん)

 理由はハッキリしないが、東京新聞杯(4歳上、GIII、芝1600m)は高齢馬が苦戦するレースだ。

 過去72回で7歳以上の高齢馬が勝ったのは95年ゴールデンアイ(牡7)、96年トロットサンダー(牡7)、00年ダイワカーリアン(牡7)の3回のみ。01年以降に限れば、延べ85頭が出走しながら[0-3-2-80]と未勝利。02年ディヴァインライト(牡7)、08年リキッドノーツ(牡7)、16年エキストラエンド(牡7)の2着が最高着順となっている。

 今年はカイザーミノル(牡7、栗東・北出成人厩舎)、シュリ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)、ピースワンパラディ(牡7、美浦・大竹正博厩舎)の3頭がエントリー。カイザーミノルとピースワンパラディはともに前走で京都金杯を走り、それぞれ0秒3差の5着、0秒3差の4着と善戦。また、シュリは前々走の関屋記念が惜しい2着だった。いずれも衰えは皆無。近5年に出走した7歳以上の15頭のうち、実に14頭は2桁人気だったが、今年は勝利を意識できる布陣と言えるだろう。

 精鋭3頭で高齢馬受難の歴史に終止符を打てるか。ベテランの奮起に注目したい。

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