2月8日(水)に船橋競馬場で行われる報知グランプリカップ(4歳上・SIII・ダ1800m)。ダイオライト記念やかしわ記念、京成盃グランドマイラーズの
トライアルとなっており、実力馬が春の大舞台に向けて始動する一戦だ。
今年の注目はチバテレ盃の上位2頭だろう。
アナザートゥルースはJRA所属時に重賞2勝を挙げた実績馬で、
ギガキングは船橋で6勝を挙げている昨年の覇者。
トライアルで好走した2頭が今回も上位を占めるのか、他馬の台頭があるのか。発走は8日(水)の20時5分。主な出走馬は以下の通り。
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アナザートゥルース(セ9、船橋・佐藤裕太厩舎)
半弟にGI馬
サウンドトゥルー、佐賀記念覇者
ルールソヴァールなどがいる良血馬。デビューから一貫してダート路線を歩み、19年の
アンタレスSで重賞初制覇を果たす。その後、20年のダイオライト記念で重賞2勝目を飾り、2021年のチャンピオンズCで3着に入るなど息の長い活躍。転入2戦目の今回、久々の重賞タイトル獲得を目指す。
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ギガキング(牡5、船橋・稲益貴弘厩舎)
船橋の1700m〜1800mでは7戦6勝と無類の強さを誇る。唯一敗れた昨秋の日本テレビ盃は、直線で前が塞がる不利がありながら0.8秒差の5着。得意条件ならダート
グレード競走でもひけを取らない実力を誇る。前走のチバテレ盃は58kgの最重量ハンデを背負いながら、上がり最速の末脚を繰り出し快勝。連覇に向かって視界良好だ。
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ロードゴラッソ(牡8、川崎・佐々木仁厩舎)
初勝利は芝で挙げたが、3歳冬からダート路線に転向すると瞬く間に3連勝でOP入り。19年9月の
シリウスSで重賞初制覇を果たし、翌年3月の名古屋大賞典で2つ目のタイトルを獲得。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、21年の暮れに南関東へ移籍すると、22年4月のブリリアントCで2年ぶりの勝ち星を挙げた。今回は長期休養明けになるが、重賞3勝の実力は侮れない。
そのほかにも、昨年の勝島王冠2着馬
リンゾウチャネル(牡7、大井・荒山勝徳厩舎)、重賞4勝馬
ゴールドホイヤー(牡6,川崎・岩本洋厩舎)などが出走を予定している。