「ＪＲＡ交流・夢前川特別」（８日、姫路）

　開催５日目の１１Ｒで行われ、地元６頭、ＪＲＡ６頭の計１２頭により、距離１５００メートルで争われた。１番人気でＪＲＡのニホンピロクリフが永島まなみを鞍上に３角先頭で押し切った。２着は６番人気で地元のエイノスケ、３着には４番人気のクールココナヒメが入った。

　レースはクールココナヒメが逃げて、出遅れたニホンピロクリフは７番手で追走。「姫路は初めてで、レース前に馬場を確認すると内が深い。そこを回したくなかったが、馬は苦にしない走りをしていたので、思い切って内を行った」と永島。向正面から馬群の内側を進出し、３角で先頭に立つと、後続を突き放して７馬身差をつけた。

　管理する大橋師は「休明けなので、そこだけが心配だった。ゲートで出遅れたが、ジョッキーがうまく乗ってくれた。休養前はいいレースをしていたので、その力を発揮できた」と振り返った。