昨年の青葉賞に続く重賞2勝目を狙うプラダリア(ユーザー提供:白銀さん)
兄弟タッグで父に惜別の勝利を。弟・池添学師が管理し、兄・池添謙一騎手が騎乗するプラダリア(牡4)が京都記念(4歳上、GII、阪神芝2200m)に参戦する。
プラダリアは昨年1月のデビュー戦から池添謙一騎手が手綱をとった。3戦目で初勝利を挙げると、続く青葉賞で重賞初制覇。ダービー5着、菊花賞7着など、クラシック戦線を賑わせた。謙一騎手は昨年11月26日に落馬して腰椎を破裂骨折し、戦線を離脱。そのため、前走の日経新春杯(3着)では松山弘平騎手が代打を務めたが、今回は2戦ぶりに謙一騎手とのコンビとなる。
父の兼雄師は定年のため、今月末で引退。父の引退前の復帰を目標に掲げ、11日に2カ月半ぶりに実戦復帰する兄・謙一騎手、そして弟・学師にとって、力の入る一戦となりそうだ。