シンボリクリスエス産駒が初勝利

2007年08月11日 10:20

 11日、小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気ギンザフローラル(牝2、栗東・安田隆行厩舎)が好位追走から直線での競り合いを制して優勝。この勝利が新種牡馬シンボリクリスエス産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは1分10秒1(良)。アタマ差の2着には1番人気メイショウジギー、さらにクビ差の3着には5番人気コスモランゲルが入った。

 勝ったギンザフローラルは父シンボリクリスエス、母がJRA1勝のストロングウィドウ(その父Seeking the Gold)という血統。05年セレクトセール当歳にて2700万円(税抜)で落札されている。7月22日のデビュー戦(小倉・芝1200m)はエーシンプリリードの6着だった。通算成績2戦1勝。

 シンボリクリスエスは、父Kris S.、母Tee Kay(その父Gold Meridian)という血統の米国産馬。01年10月に美浦・藤沢和雄厩舎からデビュー。青葉賞(GII)快勝から臨んだ日本ダービー(GI)は2着に敗れたが、秋初戦の神戸新聞杯(GII)を制すと、続く天皇賞・秋(GI)では古馬陣を抑えて優勝。GI初制覇を飾った。同年の有馬記念(GI)でGI・2勝目を挙げると、翌03年には史上初となる天皇賞・秋連覇を達成。ラストランとなった03年有馬記念でもリンカーンに9馬身差をつけて圧勝し、有終の美を飾った。通算成績15戦8勝(重賞6勝)。

 引退後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は216頭に種付けを行い、145頭が血統登録されている。

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