キリンジで勝利を挙げた永島まなみ(撮影・石湯恒介)
永島まなみ騎手(20)=栗東・高橋康=が12日の阪神2Rを5番人気の
キリンジで制し、今年のJRA3勝目を挙げた。通算31勝目。好位からメンバー最速の末脚で抜け出し、まなみは「前めで競馬ができましたし、いいリズムで運べました。最後は脚が上がりましたが使いつつ良くなっています。これから力をつけていけば」と、さらなる飛躍を期待した。
また、古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作=は小倉8Rで1番人気の
ミキノプリンスに騎乗し、今年のJRA4勝目を挙げた。通算21勝目。序盤は6番手で運ぶと、直線は力強く伸びて4着まで首、鼻、首差の大接戦を制した。奈穂は「前走はしまいが少し甘くなっていたので、追いだすタイミングを考えながら乗りました。馬が頑張ってくれましたね」と、相棒をたたえていた。