昨年の根岸S以来の勝利を目指すテイエムサウスダン(ユーザー提供:いのさん)
昨年開業の蛯名正義厩舎がテイエムサウスダン(牡6)でフェブラリーS(4歳上、GI、東京ダ1600m)に挑む。
昨年は11勝に留まったが、2年目の今年は早くも3勝。レッドモンレーヴが節分Sを楽勝してオープン昇級を決めるなど、リズムがいい。今回で重賞は7回目、そしてGIは初参戦。そろそろタイトルが欲しいところだ。
フェブラリーSはGII時代も含め、騎手として15回参戦し、00年ファストフレンドと05年ヒシアトラスの3着が最高。しかし、92年には前身のフェブラリーHをラシアンゴールドで制覇。実はこれが騎手としての重賞初制覇だったので、騎手・蛯名正義にとっては思い出深い一戦といえる。それから31年、同じレースで調教師としても重賞初制覇といきたい。