11、12日の東京、阪神を舞台に3歳新馬戦が計4レース行われ、日曜阪神4Rでは
セラフィックコールが後続に8馬身差をつけて圧勝。ラスト2Fは12秒4-12秒1とダートの新馬戦としては珍しい加速ラップを刻み、スケールの大きさを感じさせた。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
セラフィックコール(牡、父ヘニーヒューズ、栗東・寺島)
日曜阪神4R・ダート1800m、ムルザバエフ「最終追いに乗せて頂いてすごくいい感触を得ていましたが、レースでは思った以上に子どもっぽかったですね。能力的に60%の力しか出せていないなかでこの勝ち方。能力はかなり高いと思います。まだ全体的に幼いですし、ケイコとレースが直結すればもっとやれると思います」(レース評価B、将来性★★★★)
ジェムステート(牡、父
シルバーステート、美浦・鈴木慎)
土曜東京2R・ダート1400m、三浦「除外で延び延びになっていましたが、厩舎がそれを考慮して仕上げてくれていました。1カ月ぐらい前に乗った時よりも馬がしっかりしていました。これからトモがしっかりしてくればもっと走ると思います」(C、★★★)
カレンハサウェイ(牝、父
ディープブリランテ、栗東・安田隆)
土曜阪神4R・ダート1200m、岩田望「ゲートを五分に出ました。二の脚がないと聞いていたので、出して行きました。他の馬が行かなかったので楽にハナを取れましたが、本来は前に行かなくてもいいタイプだと思います。最後は物見をしていました。上手に競馬ができるようになっていけば、上のクラスでもやれると思います」(C、★★★)
グローフォース(牝、父
コパノリッキー、美浦・小笠)
日曜東京4R・ダート1600m、武藤「返し馬の感じからおっとりしたタイプだと思ったけど、前に取りついて真面目に走ってくれました。最後は差されそうになったところでファイトしてくれましたね。使ってからの感触だったので、次も楽しみです」(C、★★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)